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GoogleやMEOを名乗る業者からの電話にご注意


STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOで撮影した360°写真
STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOで撮影した360°写真

飲食店、サロン、ガソリンスタンド、行政書士事務所、土木建築会社などに対して、Googleの正規代理店のような口調で、「Googleストリートビューでお店やオフィスの中を撮影し、掲載すると、検索順位が上がるので集客につながる」といったテレコールが増えています。料金は10万円から30万円と開きがあり、契約する前には必ず内容をご確認ください。


これはGoogle社が提供している”無料”のサービス「Googleマイビジネス」というもので、飲食店だけではなく、何らかの事業をされている人は誰でも、ご自分で登録できるサービスです。


つまり、わざわざ業者に依頼しなくてもご自分でも登録することはできます。


では、登録するだけでGoogleの検索順位が上がるかというとそういうわけではありません。しかし、SEOといわれる検索順位を上げる技術に比べると、対策をする手段が少ないので、味方を変えると簡単です。


具体的には、

  • お店の営業時間や休業日の情報をきちんと登録すること(特に臨時休業日の情報は大事)

  • 定期的にお店や料理の写真をアップすること

  • 投稿機能を使って、情報を発信する

  • お客さんの口コミに対してコメントバックをすること

これだけです。FacebookやInstagramを活用しているお店であれば、簡単な話です。


ただ、同業他社よりも上位に表示してもらおうとしたら、写真や投稿する文面のクオリティで差が出てきます。いわゆる「インスタ映え」するような写真は閲覧回数が増える傾向があります。また、Googleストリートビューの360°パノラマ写真は閲覧回数が普通の写真に比べると数倍、場合によっては数百倍増えます。


したがって、カメラマンに一眼レフカメラで写真を撮ってもらったり、360°のパノラマ写真を撮影し、Googleストリートビューで店内を見て回れるようにするのは有効です。


ストリートビューで店内を撮影した例


一眼レフカメラをお持ちだったり、スマホで撮影した写真をアプリを使って加工するのが得意な方は、ぜひ、ご自身で撮影してアップしてみてください。


では、360°のパノラマ写真はどうやったら撮影できるかというと、iPhoneなどのスマホのカメラ機能に「パノラマ」というものがありますので、それを使えば180°のパノラマ写真を撮ることができます。


360°写真を撮影する場合は、リコーの360°写真をワンショットで撮影できる専用のカメラ「THETA」など使えば撮影することができます。ただし、10万円以上する最上位モデル以外は解像度がやや低いので画像がやや荒いです。


鮮明な360°写真を撮影するには、分度器のついた雲台付きの三脚に一眼レフを載せて、60°または90°ずつカメラを回転させて上下を含めて6方向か8方向撮影し、その写真をつなぎ合わせるといった処理を行います。これはとても骨の折れる作業なので、依頼するとそれなりの費用が発生します。リコーの「THETA」などはそういった処理が不要なので簡単です。


撮影した360°写真はGoogleストリートビューアプリから誰でもアップロードすることができます。もちろん無料です。

以上のように、業者に頼まなくても全て自分でもできるかというとそういうわけではありません。360°写真の中に矢印が出ているのを見たことがあると思いますが、360°写真同士を繋ぐウォークスルー機能をつけるには、Googleが認定する「Googleストリートビュー認定フォトグラファー」になる必要があるのです。


ちなみに、「Googleストリートビュー認定フォトグラファー」になるにはどうしたら良いかというと、360°写真をGoogleマップに50枚以上アップし申請を出すだけです。アップロードした360°写真は全て公開されるかというと、一旦Googleが審査をしますので、クオリティの低いものや明らかに加工されているようなものは却下されますので、基準を満たす技術が求められています。


ということで、Googleストリートビューでお店やオフィスの中を撮影し、掲載すると、検索順位が上がるので集客につながる」といった電話での売り込みがあった場合、内容を確認した上で、契約をするかどうかの判断をするようにしてください。


料金が妥当かどうかを決めるためのポイントは次のとおりです。

  • 360°写真を撮影するカメラは何?(THATA、一眼レフカメラ?)

  • 普通のスチル写真の撮影するカメラは何?(スマホ、コンデジ、一眼レフカメラ?)

  • 360°写真、スチル写真の撮影枚数はそれぞれ何枚?

THATA(360° x 10枚) + スマホ(静止画 x 10枚)の組み合わせであれば、撮影からアップロードまで半日もあればできますので、3万円〜5万円が目安。


THATA(360° x 10枚) + 一眼レフ(静止画 x 10枚)の組み合わせであれば、一応ちゃんとしたカメラマンの撮影だと思われますので、5万円〜8万円が目安。


一眼レフ(360° x 10枚) + 一眼レフ(静止画 x 10枚)の組み合わせであれば、数少ないVRカメラマンの撮影となりますので、10万円以上はかかるでしょう。


Googleマイビジネスの登録は手順通りにすればとても簡単なんですが、間違ってしまうとGoogleと直接やりとりをする必要があり、思ったより大変だったりしますので、お店の撮影をカメラマンに委託するつもりで、Googleマイビジネスへの登録も含めて信頼できる会社にお願いすることをオススメします。


その際には、検索順位を保証するなどといった業者は怪しんだほうが良さそうです。


当社でもGoogleマイビジネスへの登録代行とストリートビューの撮影、登録を承っております。当社の組み合わせは下記です。

  • THATA S(360° x 15枚まで) + 一眼レフ(静止画 x 20枚まで)の組み合わせ

  • 対応可能地域は、石川県、富山県、福井県、岐阜県の北の方まで

  • 料金は、5万円(税別)

  • 支払いは、撮影当日までに(クレジット、銀行振込、PayPay LINE Pay、現金はNG)

  • キャンセルは、撮影前日のお昼までに連絡してもらえればOK(キャンセル料不要)

  • お客様都合での日程変更は、撮影前日のお昼までに連絡してもらえればOK

  • 金沢駅から30km超の場合、別途交通費を請求する場合があります。同日に同一方面での撮影があれば、その分減額します。

  • 1ヶ月間のクラウドIT顧問サービス付き(Googleマイビジネスの活用方法以外、ITのことなら何でも相談ができます)



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